2019年まで開催されていた渋谷区総合防災訓練(SHIBUYA BOSAI FES)の流れをくんで渋谷区民・来街者参加型で「防災・減災」を普及啓発するイベントとして2022年9月に初開催されました。
「もしも大地震が起きたなら」と大都市圏における災害を想定し、「もしも」のときに「自分で何とかできる人」を増やすべく、「避難行動」や「もしもの備え」などを啓蒙することを目的としています。
2024年は開催3年目を迎え、「東京会場」「名古屋会場」「大阪会場」にて様々な企業・団体が参加し、体験ブースやステージイベントを開催しました。
⾸都直下地震が起きた場合、街中が崩れたガレキで逃げることが困難なことも想定されるため、「もしも」に備えるサバイバルエリアとしてアトラクションのようなコーナーを設置しました。(協⼒:SPARTAN RACE)
避難所に⼊ることも家の中で暮らすことも難しくなってしまった場合に備えて、アウトドアグッズで新しい備えを考えました。名古屋テレビ放送の「ハピキャン」がプロデュースした「もしも」に備えるアウトドアエリアを設置しました。(協⼒:名古屋テレビ放送)
放送局の垣根を越えて、各局のアナウンサー・キャラクター、気象予報⼠の⽊原さんにお越しいただき、⼤⼈から⼦供まで楽しく防災を学べるトークショーをステージにて⾏なっていただきました。(協⼒:みんなの防災+ソナエ)
渋⾕区、愛知県、名古屋市、⼤阪府、⼤阪市と連携し、「もしも」の備えとして知っておいてほしいことを啓発するブースやステージを展開していただきました。
「もしも」の備えとして、⼤地震が起こってしまった後の復興の⼒になってくれる共済について知ってもらうこと、ARやクイズなどを⽤いて「もしも」の備えの知識を蓄えてもらうことを⽬的としたブースを展開。
⾃衛隊による「カレー」の炊き出し体験や消防による起震⾞の体験は⼈気コンテンツとして多くの⼤⼈から⼦供達まで楽しんでいただいています。⾞両の展⽰も⾏い、隊員のコスチュームを着たり、⾞両に乗ったりを楽しんでいただきます。
避難⽣活において、⽔がないことにより衛⽣⾯でのリスクがあります。⽔がない環境でも、「オーラルケア」をしっかりと⾏なってもらい、災害関連死を防ぐための知識を提供していただきました。
2022・23年と⼤型のビジョンを持ち込んでいただき、「東⽇本⼤震災から72時間で起きたこと」や「100年前の関東⼤震災で起きたこと」から学ぶための映像を流していただきました。
体験型のワークショップ、災害に関する講義、防災・減災に関連する展⽰などを複合的に⾏なっていただき、多くの⽅に訪れていただくブースとなりました。
「もしも」の⾮常⾷の⼀つとして、お⼦様がいつも⾷べているお菓⼦も⼀緒に備えておこうということを知ってもらうために、お菓⼦の詰め放題企画をブースで⾏なっていただきました。
新聞を使ったワークショップとして、「新聞で作れるかんたんスリッパ」を実際に作ってもらうコーナーを設置いただきました。家の中でガラスなどが散乱し、⾜をケガをすることの危険を知るとともに、楽しみながら備えを学んでいただけます。
⼤型災害が起きてしまった際に実際に各地へ炊き出しにも向かわれたキッチンカーにお越しいただき、吉野家の⽜丼を提供いただきました。
管理栄養⼠の⽅にブースに在中いただき、⾚ちゃんの「液体ミルク」の備えと試飲についてご指導をいただきました。⽔のない避難⽣活でも⾚ちゃんとママが安⼼して⽣活できる備えの⼀つとして多くの⽅に体験いただきました。